コラム

不動産の買い時っていつ?

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こんにちは。

今回のテーマは、前回のコラム「不動産って儲かるの?」で書ききれなかった「時間軸」についてです。そして、前回とは違い不動産投資ではなく「住まい」としての不動産について書いていこうと思います。

それは、不動産投資においては(前回コラムで書いた様に)個人それぞれがどの様にゴール設定をするかによって時間軸が違うからです。

と言う事で、「住まい」の買い時はいつか?

自分が買いたくなった時です!

えっ、なにそれ? と思わないでください。
理由を説明しましょう。

理由その1

質問です。
「あなたが住まいを購入しようと思うのはどんな時ですか?」 

結婚、子供が生まれた、家族が増えた、出世した、年収が上がった等々、人生での大きなライフイベントがあったタイミングですよね。

そうです。

あなたは、そうそう何回も訪れることのないライフイベントのタイミングと不動産売買における経済的利益を天秤にかけられるでしょうか?

多くの方は自分一人だけで決められる事でもないので中々難しいですよね。
しかも、ここで言う経済的利益とは売却利益の事です。そもそも、住まいの購入時に売却の事を想定していない事も多く、売却しない限りはあくまでも「含む益」と言うだけです。

仮に運よく良いタイミングで購入出来たとしても、今度は利益を得る為には売却のタイミングを計らなくてはならず、「住まい」と言う不動産においては不似合いな考え方ともなり得るのです。

つまり、ライフイベントと経済的利益を得る為の購入・売却のタイミングを合わせるのは非常に難しいと言う事です。

また、先程から言っている、「購入・売却のタイミング」っていつ? と言う話ですが、

不動産の上がり下がりの景気の波は大まかに言うと7~10年周期です。
「購入・売却のタイミング」と言うのは、そのどこかの時点・ポイントです。

ですので、タイミングを合わせるのが難しいと言うのは、つまり、数年も待てますか?と言うことなのです。

理由その2

そして、上記で出ました7~10年周期。あくまでも大まかにと捉えてください。
これは、過去の景気の流れや不動産ブームなどと呼ばれた時期などを照らし合わせて、昔から業界内で良く言われている事です。

ある人は、特に都心のマンション価格などは日経平均株価に連動してるとも言っていました。

また、一昔前にはなりますが、いわゆる団塊の世代や団塊のジュニア世代が住まいの購入を検討し始める年代になった時代と言うのはそれに合わせてマンションの供給もかなり増えたのです。結婚と同時に家を購入し、子供が出来て家族が増えた、子供が成長して子供部屋が必要になった、子供が巣立って家を出た、、、、等々家族のライフサイクルの変化がちょうど7年おきだったと言う事も大きく係わっているかもしれません。

さて、話を戻すと、

つまり、7~10年と言う長い時間軸で俯瞰してみる様な目線で捉える必要があると言う事です。どうでしょうか?俯瞰してみれるでしょうか?

先程、ライフイベントとタイミングを合わせるのが難しいと言いましたが、もう一つ、住まいを購入する際には経済的な事だけでなく、他にも家族の希望だったり様々な要素が加わります。これも無視できる要素ではないと思います。これが2つ目の理由です。

そして、注意点をひとつ。それは、、、

ノリや流れで買ってはいけない!?

・あいつが家を買ったらしい。俺もそろそろ考えようかな。
・いまマンションブームらしい。テレビでも売れ行き好調ってやってたし、モデルルームでも行ってみようかな。

他にもいろいろあると思いますが、こんな事を思ったり考えた事は少なからずあるのではないでしょうか?

でも、よくよく考えてみてください。
・あいつが家を買った事と自分のライフイベントのタイミングは同じですか?
・マンションが売れ行き好調だったり、価格が上昇してる時に得してるのは誰ですか?

つまり、深く考えず本当の自分のニーズを深堀りしないままに買ってしまうと後々後悔する事になる可能性は大。また、テレビなどで報道されてる時点で景気や相場は好調。それは買い時ではなく、売り時と言う事。

投資などをやっている方は良くご存知だと思いますが、「安い時に買って高い時に売る。安く買って高く売る。」これ、原則ですよね。

でも、いざ自分の事となると、家の事となると、、、、なかなか難しいものです。
特に給料が上がった、会社や業界が好調などと言う時は、この様に不動産価格も上昇している時なので注意が必要です。

年収が上がって住宅ローンを組める金額が増えて、あのマンションに手が届くようになった。それはつまり、高い買い物を衝動買いしてしまうタイミングかもしれません。(笑)
(もちろん、自分が納得して後悔しないのであれば、何も言う事はありませんが。)

結論

なので、言いたい事は、
住まいの購入を検討する時は、買い時よりもまず、自分が後悔しないような自分のニーズを徹底的に深堀りする事です。

提案

それが出来た上であれば、提案できる「買い時」があります。
あなたにとっての買い時が設定出来た期間の中でどのタイミングでどの様な場所が良いかなどです。

7~10年周期の中でいまはここ。と言った様に大まかに見る事は出来ますが、さすがに数年軸での検討は難しい。そして、確実な未来予測も難しい。

しかし、ピンポイントの立地で過去のデータ検証であればこれからの購入検討に活かせるのではないかと思います。ヒントは「定点観測」です。
要は、購入しようと思っているエリア・立地・マンションなどが、高すぎるのか?安いのか? 今後はどうだろうか?と言った見方の検証・ご相談が可能です。

是非、その様な状況に直面している方はお問合せください。
それが未来を発掘する事に繋がります。

有料データ、無料で提供出来るデータなどあります。
詳細についてもお問合せください。

一緒に未来を発掘しましょう!

それでは、次回のコラムをお楽しみに。

おわり。



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