こんにちは。
前回のコラムでは、「時間軸」に焦点を当てて「買い時とはいつか?」について書かせて頂きました。しかし、不動産の購入において重要なポイントは「買い時やタイミング」だけではありません。今回はそれ以外の無視できない要素について書いてみたいと思います。
また、売却の際の事例まで踏まえていくうえで、話を捉えやすく、かつニーズが多い中古マンションについて書いていきたいと思います。
さて、「タイミングや時期」以外の要素と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
そうですね、最寄り駅や駅からの距離、広さ・間取、予算などなど、、、あの不動産屋さんに行くと書かされる購入希望シート、アンケートなどにある項目の事です。(ここでは、分かりやすく購入希望条件とします。)
一般的には、「立地・間取・価格」が3大要素と呼ばれたりもしますが、この中でも特に「立地と価格」、これについてはあまり悩むと言う事も少ないのではないでしょうか?
確かに、「住みたいエリアがあるけど予算的に難しい」と言った事はあるかもしれませんが、この場合個別に考えてください。他の制限がない中で購入したい立地条件と言う前提で捉えてください。
そう考えると、価格は必然的に予算の上限を導き出せるし、好きなエリアも必然的に出てくると言う状況にまずはなるのではないでしょうか?
そうすると、不動産屋さんはこう言います。
「希望条件に優先順位を付けてください。」「100%の物件はないのでどれか妥協してください。」良く聞く言葉ですよね。笑
果たしてそうでしょうか? 良く考えてください。
これっていまの予算の中で買える物件の中から選ぶと言う前提。そしてどれか妥協する。
「欲しい物がなければ買わない。欲しいものが買えるまでお金を貯める。」
そんな選択肢は含まれていません。
不動産以外のものを買う時って、普通こうなんですけどね。ちょっと違和感ありますね。
(ちょっと不動産屋さんっぽくない事言ってますね笑)
ナゼなんでしょうか?
こうさせるものは何なんでしょうか?
それが、「タイミング」と「目先に発生したニーズ」なのです。
これがあるかないかで投資目線になるか住まい目線になるかの境界線になるのです。
つまり、「住まい目線」であっても「タイミング」と「ニーズ」が目先でなくなれば問題がなくなるのです。
そう、タイミングとニーズを計画する。
未来を発掘する事です。
次回以降、具体的な購入条件について話していきたいと思います。
「マンションの買い方②」へつづく
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